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講座報告 大人の野外プログラム

カテゴリー │7月のプログラム

 7月7日 大人の野外プログラム 行って来ました!
今年の新テーマ:《土地の記憶📷歩いて想う》
 第2回目 恩納村
 『沖縄の空』:喜瀬武原から恩納岳を見やる
梅雨明け、晴天の下 参加者8名
 15名乗りのセンター車で 高速:西原ICへ
         🚌
 今日は、米軍基地関連なので 少しばかり車窓から
見える基地の様子をお伝えしながら 🏨
 宜野湾市から中城村へかけて キャンプフォスターの
兵舎、タワーやよく手入れされた芝生の住宅地が視界に
 ライカム交差点右手、泡瀬ゴルフ場返還され、イオンモール
旧石川市街地が見えてくるころ、フロントガラスには
 丘の稜線が前方へ伸びてゆく風景になる 🛰
 この丘の続きがずっとキャンプハンセンからキャンプシュワブへと
ところどころ色が違うのは、演習で焦げたり山火事になったから
        🔥
 伊芸SA付近は、基地内を高速道路が走っているから
 危ない!右手住宅地のへも弾が飛ぶ 

金武ICで出口へ ??? 新しい道路が脇へ
 米兵の出勤時間に渋滞するので、
キャンプハンセン直通出口が造られたのだ

 通常の出口からすぐのところに 市場あり
テレビや紙上にも取り上げられているユニークな軒
今はパイナップル 🍍  に マンゴー🥭がシーズン  
 楽しい広場だけど、以前お店の方から
「家に帰ったら見たこともない変な虫が・・・」
      🐜
近くには米軍のレッドビーチ、桟橋からの荷揚げが
 上陸して居心地いいこの地で孵化して住みついちゃう
基地の周辺では、水も危ない!
よくよく見るといろんな問題に取り囲まれている日常
    🚌
バイパスでなく、ハンセンのゲート前を通る
 R104へ入ってUターン ?
このまま行けば喜瀬武原だけど、演習のため「通行止め」
された時に造られたという迂回道路へ向かう
 中川地区 走ってゆくとフェンス、もうろん米軍基地
 電灯なし、まあ昼間はよし 
  でも夜は車でもちょっと怖い
 5km 7億5千万もかけてつくられた遠回り道
しかし、花の出荷にも、通勤、通学にも適さない

ようやく約束の喜瀬武原農村公園到着
 キセンバルの闘いに参加された仲村善幸さんと合流
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  自己紹介もお願いして
県道104号線越えの「キセンバル」の闘いを話していただいた
 『日本復帰(1972年)後の沖縄で、大衆の心を強く打ってきた
    反戦闘争はない。』(「キセンバルの火」より)

 まずは、なぜここに立っているのか 場所の説明から
 講座報告 大人の野外プログラム

     講座報告 大人の野外プログラム
 出発時に「キセンバルの闘争」について知らなったという方も
  耳を傾け、メモをとる姿も
 
 復帰後になって明らかになったそれまでの演習の実態、
 着弾地に夜通し歩いて、朝を迎えての行動のとき、
 拘束されて取り調べのときの様子…

 「ここでの演習は、抗議の結果か
   北海道、富士山麓、九州へ移転となった。
 だから、「よかった」ではない。ここでの危険が移っただけ。
 悪いものは、どこへもっていってもよくない
      止めるか、持ち帰ってもらうかだ。」
『刑特法被告を支える市民の会』で、執筆された平良牧師の
言葉を繰り返された
「殺さない。殺されない。殺させない。」 心に響き残っていると
人間に課された課題、今だに実現できていない私達だと

1時間あまりの話の間中ずっと 『ダダダ ダダダ・・・』 
参加者から「??」 
「演習の音ですよ。これに慣れてしまってはいけないですよね」
 参加者からも、
 「私達ひとりひとりの生き方にかかっている」との声
今、なぜここに立って50年も前の話を聞くのか、その理由を
 この返答で通じた!と企画者として胸に手を当てた

講座報告 大人の野外プログラム 
 せっかくだからちょっと歩いたら見えるはず と 
 なのに駐車場所で振り返ると 視界に入った米軍施設
 読谷の通称<象のオリ>なる通信施設 
 土地返還されたのは、あそこに(ハンセン内)に
     移設条件付きだったのだ  いつもこの手だ

 善幸さん ありがとうございました。
  お見送りを受けて、移動 🚌
目的地:宇宙航空研究開発機構 沖縄宇宙通信所へ
 前庭をお借りして思い思いの場所で ランチタイム

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    講座報告 大人の野外プログラム
 食後には、♪喜瀬武原 (詞・曲 海勢頭 豊 さん)
  🚌からCD流しながら 歌った
 本日、スタッフで参加していただいた方は
 ずっと胸の内にこの闘いを覚えておられ
  この歌を色々な場面で口ずさんでおられた
  今も、方々の現場に 集会に立っておられる
(海勢頭さん直筆サイン入りCD
   快くかして下さりありがとうねございました!)

 さあ、中に入ってみましょう!
今回は、恩納岳を東から西側へぐるりと回っていくルート
米軍・自衛隊の基地は、この島の陸・海・そして空に展開されている
今日は、中でも空に意識を向かわせて
 ちょっと別の観点ですが、この施設見学を盛り込みました
(陽ざしと熱気の外から入ると、それだけで屋内は涼しく、
  はあと 心地よく なんだか別世界へ連れて行かれた感じ)

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 日本に3か所というこの通信施設 すごい所が恩納村に
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 係の方が、分かりやすく説明を
  また丁寧に私達の質問に答えてくださり、
「ふ~ん、ふ~ん」「そう・・・か」とうなずいたり、驚いたり
児童生徒の野外学習の気分です。
宇宙衛星からの地球のビデオや宇宙飛行士になっての記念撮影も
 楽しく、学習できました。

 沖縄第一可搬局
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 24時間、365日、ほとんど休まず 衛星を追跡している
  衛星の健康状態をチェックしている聴診器ってとこかな!
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 今日は、7月7日 さあ、どんな願いごとをしましたか?
          🎋

 🚌で、西海岸R58へ と言っても バイパスを通る
 ところどころ、赤い標識 米軍基地への看板がある
  すぐ、フェンスの入口も見える

ちょっと、ニーブイしている間に到着
 沖縄研修道場内、米軍「核ミサイルメースB基地」跡
講座報告 大人の野外プログラム 
 「2022年5月15日 沖縄は本土復帰50年を迎えました。
かつて沖縄には1300発もの核兵器が配備されていました。
その証拠の一つとして恩納村にある「創価学会 沖縄研修道場」
の敷地内には、核ミサイル「メースB」の基地跡が今も残っています。
 ・・・最も苦しんだ沖縄に寄り添い、
  かつての戦争を象徴する場所を平和の発信地へと」
           貴施設HPより

 現在進行中の勝連半島へのミサイル配備を覚え、
見学地に選んだ場所でした。創始者の思いや資料、写真
また沖縄戦の体験者の絵や文章も展示されています
 参加者の皆さんもじっくりと見てくださいました。

 講座報告 大人の野外プログラム
  
 暑い夏に突入、方々の山に目をやるとき
恩納岳を またおひとりおひとりが大切な山を目に想う
思いを ひとときでも覚えたかった
 何かしら 今日を明日へ生かされている私達へ
  メッセージが 響いてくることを願い信じて
  祈りつつ  平和あれ!

 参加者の皆様、仲村善幸様、
各所のご説明お世話になった皆様、ありがとうございました。 
      ☆彡





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