2023年03月30日13:47
【講座報告】大人の野外プログラム
カテゴリー │4月のプログラム│大人の野外プログラム
講座報告です。
4月7日(金)大人の野外プログラム 参加者7名
〈土地の記憶歩いて想う〉
『大宜味村 喜如嘉*塩屋湾に臨む』
小雨でしたが、無事終了! 参加者7名
新年度初の野外プログラム、今年度の新しいシリーズ
〈土地の記億歩いて想う〉
あの日あの時に♪ その地々には
悲喜こもごもの記憶があります。
しばしそこに佇み、
耳寄せ心添いて想い、
今を歩くプログラムです。
第1回は、大宜味村の喜如嘉と塩屋湾にスポット
朝からの小雨まじりのお天気にちょっぴり静かなムード
大宜味村やんばるの森ビジターセンターまでひた走り
小休憩 午後の塩屋ウンガミの展示を見学
今回は、やんばるアートフェスティバルが4月9日まで
ということでギリギリのタイミングの企画でした。
喜如嘉に到着。まだ小雨・風まじりの中
栴檀の花が咲いている
ヒンバ―森にあがり、集落を高台から一望
その昔、集落奥がウスチグチ 入り江だったと…
(上写真は下見日 晴れていてお弁当場所の予定でしたが、)
今日は、くちなしの花が出迎えてくれました。
手すりをつたいながら 降ります。
足元には小さいつぶつぶ???サクランボの種
石の88段 みな怪我なく「いいことあるはずよ」
「 フクギの樹 立派ねえ」
集落の中を抜けていく バラの花やいろいろ
ターブックワのオクラレルカへ
今年はちょっと遅咲きとのことですが、
風に揺れる様も優しい
この時は、お天気も味方 にぎわっています
さあ、お弁当はどこで食べようか…
喜如嘉小学校で 今は閉校
テナント募集中 山原工芸店ものぞいて
お昼だあ いい場所 いい眺め
「それぞれ皆さんの小学校は、今ありますか?」
昔話ややんばるのこと… 話もゆったりと
せっかくだから 七滝へ
雨でなければ小川沿いの小径も歩いてゆきたかったけど
芭蕉布会館
気の遠くなるような仕事にあらためて
胸打たれ
ちょうど開催の『いぎみてぃぐまい』も寄りました。
敷地内には、沖縄戦時に流れ着いた特攻隊員遺体を
村人が引き揚げ丁寧に弔ったことでの遺族からの碑
今年もきのう慰霊祭が行われたのです。
ムラの魅力にとりつかれ、時間に雨に追われ、
板敷海岸は「また来ようね」
塩屋では、やんばるアートフェスティバルの野外写真展
平良幸七氏撮影「塩屋湾ウンガミ」を巡りました。
タイムスリップしたかのようなリアル感
最期、
「えんどうの花」歌碑に思わず
「みんなで歌いましょうよ♪」
今日の天気や面持ちで 歌詞がしみてきて
作曲:宮良長包 作詞:金城栄治
金城氏が塩屋小学校で教鞭をとっていた時に生まれた
この詩、この曲
塩屋小学校も閉校、近年アート展の本部になっているのです。
大宜味村の津波小学校、塩屋小学校、喜如嘉小学校は
少子化のため2015年に閉校、大宜味小学校に統合され
2016年より、埋め立て地 結の浜の新校舎へ
塩屋湾にかかる宮城島と塩屋を結ぶ塩屋大橋
1963年より36年間シンボルだったアーチも、
交通量増加により1999年に架け替え
基礎石がその名残
歩いて渡る予定でしたが、こちらもまたの機会に
遷り変りを車窓にながめ 宮良さんのCDをBGMに
今日の雨は恵みの雨、春の優しい雨
それぞれに想い 思い 揺られながら
帰路につきました。感謝
ご参加下さった皆さん、お世話になった方々、ありがとうございました。またご一緒しましょうね。
(雨のため、写真がなかなか撮れず、)
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